2024/6/14
その他
パルコ・プロデュース 2024 「ウーマン・イン・ブラック~黒い服の女~」東京公演開幕に合わせて、舞台写真とキャストコメントが届きました!
あっという間に稽古が進み、とても順調でした。二人だけしか出演しないので、責任も大きいですが、コミュニケーションを取りながら、最後まで世界観を作り上げていきたいです。ゴールするまで気が抜けないので、その緊張感はとてもあります。でも、勝村さんは兄のような方で、遊び心をもっていらして、余裕な様子でいらっしゃるのを見ると、リラックス出来ます。劇中劇ですし、楽しんでやれたらと思っています。「ホラー」という言葉が最初に来ると思いますが、それだけではない、笑える部分や悲しい部分もあり、さまざまな感情をくすぐる演出で、人の気持ちを惹きつけるエンターテイメントになっています。ぜひ五感で楽しんでいただけたらと思います。
芝居を初めて40年になりますが、ゲネプロ(初日直前のリハーサル)の時にいつもあと1週間あったらなと思います(笑)。二人で準備をしてきても満ち足りることはなくて、常に何かが足りないと思ってしまいます。アントニーと理ちゃんという素晴らしい仲間をパルコに紹介していただき、新しいカンパニーが動き始めて、本当にいい時間を過ごすことが出来ました。僕は9年ぶりにこの役を演じます。理ちゃんを引っ張っていってあげようと思っていたら、9年前にしっかり覚えたことを全く覚えていなくて、ずっと引っ張ってくれています。。この作品は、めちゃくちゃ怖くて、めちゃくちゃ楽しいです。ぜひ劇場にいらして、怖がって、楽しんでいたけたら嬉しいです。
いま、とてもエキサイティングな気持ちです。照明、音響、装置、俳優、全てのスタッフのみなさんがこの作品にとても情熱を注いでいて、本当に素晴らしいと思っています。
勝村さんは、技巧に優れた素晴らしい才能を持った方だと思います。いろいろな役を演じますが、ただ上手く演じ分けるのではなく、人を悲しい気持ちにさせたり、優しい気持ちにさせたり、自由自在に出来る方だと思っています。
向井さんが演じる役は魅力的でないといけない役です。向井さんはとても魅力的で、この作品でもみなさんを魅了すると思います。彼がこのお芝居を演じることをとても嬉しく思っています。
私は『ウーマン・イン・ブラック』に出演し、各国でも演出して、長いこと関わってきて、さまざまなことを知っているつもりですが、このお二人と仕事をして、この作品についてのたくさんの新しい発見があり、とてもよかったと思っています。お客様に観ていただきどのように感じていただけるのか、楽しみにしています。
撮影:御堂義乗
パルコ・プロデュース 2024
「ウーマン・イン・ブラック~黒い服の女~」
■原作
スーザン・ヒル
■脚色
スティーブン・マラトレット
■演出
ロビン・ハーフォード / アントニー・イーデン
■翻訳
小田島恒志
■出演
向井理 勝村政信
▶▶オフィシャルサイト
|日時|2024/07/05(金)~2024/07/08(月)≪全5回≫
|会場|森ノ宮ピロティホール
▶▶公演詳細
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