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望⽉歩&秋元真夏らが“エモおもろい”舞台を作り上げる!舞台『鍵泥棒のメソッド→リブート』稽古場取材会開催

2023/12/26

取材レポ

『鍵泥棒のメソッド→リブート』

 2024年1⽉に上演する舞台『鍵泥棒のメソッド→リブート』の稽古場取材会が12⽉21⽇(⽊)に開催された。

 2012年に公開された映画「鍵泥棒のメソッド」は内⽥けんじが監督・脚本を務めた作品で、第85回キネマ旬報ベスト・テンで⽇本映画脚本賞や芸術選奨⽂部科学⼤⾂賞、第36回⽇本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞し、韓国や中国でもリメイクされるなど、根強い⼈気を誇る作品だ。国内でも2014年、2017年に舞台化されるなど⼤きな話題を呼んだ。

 今回、上演台本・演出をマギーが担当しコメディ要素をふんだんに盛り込んだ作品に仕上げる。主演には、今作が舞台初主演となる望⽉歩、伝説の殺し屋・コンドウを⼩路勇介が演じる。

 この⽇は、望⽉演じる桜井と⼩路演じるコンドウが再会するシーンなど、4シーンを披露。コンドウと秋元真夏が演じる⾹苗が初めて会うシーン、病院の会計で再びコンドウと⾹苗が出会うシーンでは、⾹苗がコンドウに対して想いを寄せていく姿が笑いをふんだんに織り交ぜながら描かれた。桜井がコンドウのアパートに向かうシーンでは、コンドウの携帯にかかってきた電話に出た桜井と電話している相⼿のすれ違う会話が⾯⽩い。今後の展開に期待が⾼まった。

 シーンの合間には、マギーがキャストの元に歩み寄り、演出をつける姿も⾒られた。「アクセルが上がってくるイメージで」「アンティークのイスだと思ったのに、実は新品だった。でも、買いたいから買う。そんな感情」など⽐喩を多⽤したマギーの説明が印象的で、キャストたちは真剣な表情でそれを聞くと、何度も頷き、⾃分の中に落とし込んでいる様⼦だった。

 その後に⾏われた取材会には、マギー、望⽉、秋元、鈴⽊杏樹が登壇。まず、望⽉が「稽古がすごく楽しいです。ただ、楽しいだけでなく、⾃分の準備も怠らず、本番まで楽しくできたら」と今の⼼境を語った。

 続いて秋元も「舞台の経験があまりないので、最初は緊張していましたが、皆さんが温かく迎え⼊れてくださって、笑いが絶えない現場なので、毎⽇、楽しく稽古しています。分からないところもマギーさんが明確に教えてくださって⼼にストンと落ちるので、それをしっかり吸収して頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 スナックのママで殺しの標的となる綾⼦を演じる鈴⽊は「昔からマギーさんたちがなさっていたジョビジョバというコントチームが⼤好きで、またこうしてマギーさんの作品でご⼀緒させていただけるのが夢のようで、毎⽇のお稽古が楽しいです」と笑顔でコメント。

 ⾃⾝の役柄については「ドラマ『相棒』の⽉本幸⼦さんへのオマージュがところどころに垣間⾒えたりするので、⾃分の中で懐かしかったり、楽しかったりしています。幸⼦さん、まさかここにいたのというニュアンスを含めながら演じたいと思います」と話した。

 そして、マギーは「“エモおもろい”というのが今回のテーマです。⾯⽩いだけじゃなくて、ガツンとくるメッセージがあるような、⾃分の⽣き⽅を投影したり、考えたくなるようなこともやってみようと思っています。フレッシュなメンバーが揃っているので、そんなみんなと⼀緒に“エモおもろい”を作っているところです」と説明した。

 舞台には2度⽬の出演にして初主演となる望⽉だが、「最初はものすごく緊張していて、どうしようと思っていたのですが、マギーさんとお話しした時『チームで作っていくものだから、いつも通りでいい』と⾔っていただいたのが⼤きかったです。最初は押しつぶされそうでしたが、今は楽しいだけで過ごせていて幸せです。先輩⽅の背中を⾒ながら、精⼀杯やらせていただければと思っています」と想いを明かした。

 ⼀⽅、秋元も本作が2度⽬の舞台であり、乃⽊坂46を卒業後、初舞台だ。秋元は「稽古初⽇は⼈⾒知りが酷すぎて、皆さんの⽬を⾒るのも緊張するくらいでしたが、皆さんが毎⽇話しかけてくださったおかげで馴染めました。私の声が⾼くなりやすかったり、テンションが上がると早⼝になったり、⾃分でも気づけなかったことを発⾒できているので、今後の⾃分にも活かしていけることをたくさん教えてもらっています」と笑顔を⾒せた。そして、「乃⽊坂時代に好きでいてくださった⽅も来てくださると思いますが、この作品を観たいと思って来てくださった⽅も満⾜させないといけない。『⼥優もやっています』としっかり⾔えるようにならないといけないなと思っています」と⼒を込めた。

 「リブート」と題された今作。改めてマギーは「キャストが決まってから上演台本を書いたので、それぞれのキャストに合わせた役柄になっています。もちろん基本的な設定は変えていませんが、映画とは役柄以外のバックストーリーや年齢も⼤胆に変えさせていただいています。舞台では、役の感情にフォーカスを当てているので、どういう気持ちで動いているのかがなるべく伝わるようにしたい。そして、⽇本⼀⾯⽩い漫談家の街裏ぴんくくんが参加してくれているので、街裏くんの漫談と演劇的な役者が⼼情を語るモノローグがクロスオーバーしていく演出をしようと思っています。⼀番強調しているのは笑いの要素が多いということなので、演劇を観たことがない⽅の⼊⼝になればいいなと思います」とアピールした。

 最後に、望⽉からまさに取材会に登壇したメンバーでラジオ特番を放送することが発表された。放送は2023年12⽉28⽇(⽊)12:00〜13:00に⽣放送。「いよいよ開幕!舞台『鍵泥棒のメソッド→リブート』スペシャル」を聞いて、⼀⾜早く舞台『鍵泥棒のメソッド→リブート』の世界を感じて欲しい。
 お聴き逃し、そして、お⾒逃しなく!!

ラジオ特番決定!!

2024年1⽉11⽇の開幕を前に、ニッポン放送で特番を放送します!!!!!
番組タイトル:「いよいよ開幕!舞台『鍵泥棒のメソッド→リブート』スペシャル」
放送⽇時:2023年12⽉28⽇(⽊)12:00〜13:00⽣放送

パーソナリティ:望⽉歩
ゲスト:マギー、秋元真夏、鈴⽊杏樹

あらすじ!!

売れない若⼿俳優・桜井(望⽉歩)と伝説の殺し屋・コンドウ(少路勇介)、ひょんなことから⼆⼈の⼈⽣は⼊れ替わる。
記憶を失ったコンドウは雑誌ライターの⾹苗(秋元真夏)と出会い、桜井は裏社会の男(⻑⾕川朝晴)から依頼された殺しの標的、綾⼦(鈴⽊杏樹)と接触する。四⼈の運命は絡み合いやがて⼀本の線となり、思いもよらぬラストへと突き進む。
⽇本映画界に燦然と輝く名作『鍵泥棒のメソッド(作・内⽥けんじ)』が、舞台として新しく⽣まれ変わる。
コメディ要素増量の完全リブート!『鍵泥棒のメソッド→リブート』

 

『鍵泥棒のメソッド→リブート』

■原作
映画「鍵泥棒のメソッド」内田けんじ作
■上演台本・演出
マギー

■出演
望月歩、 少路勇介、 秋元真夏 /
街裏ぴんく、 森本華、 岩本晟夢 /
長谷川朝晴 /
鈴木杏樹

【大阪公演】
|日時|2024/01/27(土)≪全2回≫
|会場|森ノ宮ピロティホール

▶▶ 公演詳細
▶▶ オフィシャルサイト

 

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