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ロンドンエンタメ通信 Vol.4

2022/6/7

編集部より

KEP特派員が2021年秋~ロンドン留学中!
イギリスで見たライブやミュージカルの紹介を中心にロンドンのリアルな街の様子を現地からリポート!

こんにちはタニモトです。

今月はエリザベス2世が即位70周年を迎える「プラチナジュビリー」の祝典が開催されるということで、街中が大盛り上がりの今日この頃です。

日本でも各地で春フェスが始まりましたね!イギリスも各地で3年ぶりとなる野外イベントが始まろうとしていて、5月はネクストアーティストを中心としたサーキットイベントへ行ってきたのでその様子をお届けしたいと思います。

過去にはあのエド・シーランや今年のSUMMER SONICのヘッドライナーであるThe 1975なども出演経験のある歴史あるイベント。気になるネクストブレイクアーティストにもたくさん出会えました!

新人の登竜門!「The Great Escape」

5月11日〜14日の4日間、イギリス南部(ロンドンから電車で1時間半ほど)の港町ブライトンにて開催された「 The Great Escape (グレートエスケープ)」。

2006年にはじまった本フェスは、世界中から約500組のアーティストが一同に集まり、ショーケースを行う英国最大級のサーキットイベント。開催中には新しい才能を発掘すべく世界各国の業界関係者も多く訪れ、パネルディスカッションなどのコンファレンスも同時開催される日本にはない新鮮なイベントでした。

コロナの影響で一昨年は中止、昨年はオンラインでの開催となってしまい3年ぶりのリアル開催!ライブハウスやパブ等30以上もの会場が使われ、まさにブライトンの街全体が音楽フェスティバルな4日間でした。

イギリス屈指のビーチリゾート地としても人気のブライトン。海風を感じられる特設ビーチステージも。

お洒落なカフェやセレクトショップが並び、レコード店も多いブライトン。街中を散策しながら、疲れたらビーチで一休みなんかもしつつ、音楽と街を感じられる素敵なフェスでした。

  

★イチオシアーティスト

サーキットイベントの醍醐味。個人的にも注目したいアーティストがたくさん出演していましたので何組かご紹介!

▶Honeyglaze

BCCが企画する「BBC Music Introducing」という新人発掘プロジェクトがアーティストをセレクトするステージに登場したイギリス出身の3ピースバンド。このバンド、ドラマーがロンドン在住の日本人なのです!ライブ中のMCはほとんどなし、淡々と奏でる音はどこか懐かしさがあって、イギリスの根強いバンド文化が伝わるバンドでした。英国最大級のフェス・グラストンベリーへの出演も決まっているようです!

  

▶Conoer albert

サウスロンドン出身のソングライターでありプロデューサーもこなす若干22歳。同じサウスロンドン出身で日本でも人気のあるトムミッシュを感じさせられました!楽曲ごとにゲストボーカルを迎えていることが多いので、この日もライブもフィーチャリングしているアーティストが続々登場。サウンドメーカーならではの新しいライブスタイルで30分のショーケースでもその才能を見せつけられました!「one more song!! one more song!! 」と鳴り止まない大アンコールでしたが、意外と厳しい運営で泣く泣く終演。危うく入場制限になるほどの人が集まりに注目度がうかがえました!

  

▶MICHELLE

NY出身の6人組コレクティブグループ。90年代のR&Bボーカルグループのスタイルを感じさせつつ、親しみやすく気持ちいいスムースと踊りを加えたパフォーマンスでまさに新世代のアーティストでした!まだあどけなさもあって、とにかくカワイイ。前日に開催されたロンドンでの単独公演も完売していて、個人的にはこの日のベストアクトでした!

  

▶︎アーティストラインナップはこちら

500組もいるのでどう回っていいのか、かなり苦戦しましたがフェス専用アプリを使用しながら楽しみました。ただアプリ内の情報はcoming soonだらけでまるでアップデートされておらず、正直使いづらかった!これもまた海外っぽかったですね。

  

Dot To Dot Festival 2022

こちらのイベントは、5月29日イギリスの中心部(ロンドンから電車で約2時間ほど)の工業都市として有名なノッティンガムで行われました。

前日にはイギリス南西部のブリストルで同ラインナップで開催され、元々はマンチェスターではじまった人気のサーキットイベント。2017年には「UK Festival Awards」の新人発掘イベント部門で賞も受賞していて、こちらも新人アーティストの登竜門的存在なようです。

約200組のネクストブレイクアーティストたちが20以上の会場で演奏し、どの会場も日付が変わる頃まで大盛り上がり。特設ステージなどはなく、ライブハウスやパブのみでしたが一番遠い会場でも歩いて15分ほどの距離。コンパクトにまとまっていてとても回りやすいイベントでした!

今どき珍しくフェスアプリがなく、紙のパンフレットを配布。お土産気分で嬉しいけど、タイムテーブル管理などフェスアプリの便利さを痛感

メイン会場であるRockcityはイギリスでも有名な会場で場内に3つのステージとバーが6つも!演奏を見るというより、お酒を飲みながらただ音を楽しむ人たちも多く年代もばらばら。

メインのステージは3000キャパシティの大きな会場

小さなカフェもこの日はミニステージに。

  

★イチオシアーティスト

▶Lime Garden

イギリス・ブライトン出身の4ピースガールズバンド。インディーシーンを盛り上げる存在として重要な役割を果たしているイギリスの音楽マガジン「So Young Magazine」が運営する「So Young Records」からリリースされていて、インディーシーンではすでに注目を集めている彼女たち。メイン会場から少し離れた会場でも、満員御礼。癖になるサイケデリックなメロディとバンド感のあるエッジの効いた演奏でライブもかっこよかったです。UKインディーシーンの新星をぜひ!

  

▶Miso Extra

イギリス人の父と日本人の母を持つロンドンを拠点と活躍する女性ラッパー。日本語と英語を器用にリリックにのせ、MCでも時より日本語を話す姿がなんとも眩しかった。。日本語の柔らかく滑らかな耳触り良さを教えてもらった気がしてなんだか嬉しい気持ちになりました。今後日本に逆輸入ということもあるかも!

  

▶SQUID

SUMMER SONIC 2022での日本初来日が決まっているブライトン出身のポストパンクバンド。
この日のヘッドライナーとして登場した彼らは、開演前からすごい人。イギリスでは現在ポストパンクシーンが盛り上がっていて、彼らはその立役者とも言われています。その演奏は、ゾクゾクさせられるような(もはや変という言葉が似合う)緊張感があり、シュールとも言えますが、その焦らされたところから一気に爆発させるたたみかけられるような音がかっこいい。ぜひ日本で今のUKロックシーンを騒がせている彼らの生演奏を目撃してください!

 

SQUIDは「SUMMER SONIC 2022」8/21(日)に登場!
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/4478

 

【KEP特派員スタッフ タニモト】
約4年間キョードー大阪の広報として勤務、その後2021年秋からロンドン留学へ。
日々英語を学びながら、海外のエンタメに触れるためライブハウス・劇場に通う。

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