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【取材会レポート】「BURN THE FLOOR」西川貴教

2020/3/20

取材レポ

BURN THE FLOOR BE BRAVE. NO LIMITS.

西川貴教がQUEENや自身の楽曲で
世界最高レベルのダンサーと共演

ブロードウェイをはじめ世界30カ国以上で上演、日本では過去10回の来日公演で50万人の観客を魅了してきたダンスエンタテインメント『バーン・ザ・フロア』。ワルツやタンゴ、サンバにルンバといったカップルダンスを軸に、ストリートやコンテンポラリーダンスまで組み込むエネルギッシュなステージは、まさに“ダンスのフルコース”。最後は観客も踊り出す、その熱量と劇場の一体感は、なかなか他の舞台では味わえないものがある。
 

2年ぶりの来日となる今回、ロックとクラシックの融合をテーマにした最新作で、西川貴教が日本人初のスペシャル・ゲストシンガーとして出演することが決定し、大阪で取材会が行われた。歌手・俳優と多方面で活躍する西川にとっても大きな挑戦であり、「歌に注目していただいたそうで光栄です。緊張していますが、世界的なトップダンサーの皆さんとコラボレーションできるまたとない機会なので、僕自身も成長できるよう頑張ります!」と意気込む。


昨年韓国での公演を観て、「いろんなダンススタイルの方がいて、意外と小柄な方もいらっしゃるけど、動きがものすごくダイナミックだから、サイズ感が分からなくなる。ダンス自体もですけど、ダンサーたちの身体能力、細かい筋肉の動きが素晴らしかった」と絶賛。


すると、日頃から体を鍛えている西川自身も肉体美を披露するのか、という質問が飛び、「あるんですかね(笑)。ただ、今回僕もカンパニーの一員ということで、コスチュームをあちらのスタッフが作ってくださるんです。僕の造形を分かったうえで、だと思うのですごく楽しみです」と、言って会場を和ませる。


今作では、『仮面ライダーゼロワン』の主題歌としても注目を集める、自身の楽曲『REAL×EYES』を披露。日本の楽曲が『バーン・ザ・フロア』に登場するのは初めてで、LUNA SEAのJと生み出したパワフルなロックサウンドと、驚異のダンスとの化学反応は見逃せない。


「ダンススタイルによって得意なメンバーがそれぞれいる『バーン・ザ・フロア』は、世界中から特殊な能力をもったヒーローを集めてきた、『アベンジャーズ』みたいな雰囲気だったので、そんな皆さんにぴったりのナンバーということで、提案させていただきました。今コレオグラフィーしている最中だと思うので、どんな感じになるのか楽しみです」。

 
また、『We Will Rock You』などQUEENのヒットナンバーもエネルギッシュに歌い上げる。「『ボヘミアン・ラプソディ』を、昨年NHKの『名曲アルバム』で、東京フィルハーモニー交響楽団さんの演奏で歌わせていただく機会があり、ご縁を感じました。QUEENのファンのみなさんにも、『これなら許してやってもいいかな』と思っていただけるぐらい丁寧に、精一杯のリスペクトを込めて歌いたいです」。


大阪城公園内の「クールジャパンパーク大阪 WWホール」(約1100席)に、西川の『ボヘミアン・ラプソディ』が響き渡るのを想像すると、会場が揺れんばかりの迫力になりそうだ。「『バーン・ザ・フロア』の良さって、(ダンサーの)汗と空気感を共に体感できる臨場感だと思うので、この会場はぴったりだなと思います。隣にも会場があるので、そこの人に『うるさいな』と思われるぐらい歌えたら(笑)。世界でまだ誰も観たことがない『バーン・ザ・フロア』を体感しに来てください!」。

 

TEXT:小野寺亜紀

 

BURN THE FLOOR BE BRAVE. NO LIMITS.

スペシャル・ゲストシンガー:西川貴教

2020/06/03(水)18:30
2020/06/04(木)13:30/18:30
2020/06/05(金)13:30
2020/06/06(土)12:00/17:00
2020/06/07(日)12:00/17:00
2020/06/08(月)12:00

COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

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