詳細検索
  1. ホーム
  2. KEPオンライン
  3. 【取材会レポート】エン*ゲキ#05「-4D- imetor」生駒里奈
詳細検索

KEP ONLINE Online Magazine

【取材会レポート】エン*ゲキ#05「-4D- imetor」生駒里奈

2020/3/20

取材レポ

エン*ゲキ#05【–4D–imetor】

生駒里奈が‟四次元人“に挑戦!
人の心を読み取るマジックも披露

池田純矢主宰「エン*ゲキ」シリーズの最新作♯05『-4D- imetor』に生駒里奈が出演する。私設研究機関「渡来超能力研究所」に突如、記憶を失った少女・ノアがテレポーテーションで壁から出現。彼女のルーツをたどる手掛かりは血まみれのメモだけだった。時同じく首相官邸では超能力でなければ不可能な人質立て籠り事件が発生する。事件の真相を追ううち、次々と謎が解き明かされて…。演劇とイリュージョンを掛け合わせた新感覚のステージ。ノアを演じる生駒に作品の魅力を聴いた。


――まず、『-4D- imetor』はどんな舞台でしょうか?

「舞台上で超常現象が起きるような、びっくり箱を開けたような面白いお話です。台本を読ませてもらった段階ですが、私が超能力を披露する場面もありました。お客様も参加して物語を進めていくような感覚の作品かなと思います」


――ストーリーは、ミステリーもある一方、ほっこりと温かなものもあって。

「そうですね、現代社会のいろんな問題を取り上げていますし、人を超能力でつないでいく絆も含まれています。台本を読んでいて、最後は涙しながら自分のセリフを言っていました」
 

――少女ノアの印象は、台本をお読みになっていかがですか?

「壁を通り抜けるとか、表現するのは難しいのですが、お客様が初めて観た時にどうびっくりしてもらえるか、コミカルがいいのか、リアルより大げさにやった方がいいのか、いろいろなアイデアを出しながら稽古の始まりを待っています」


――作・演出の池田純矢さんが「少女ノアは、四次元人で、パンチが効いていて難しい役どころ。でも生駒さんと会った瞬間に直感的にやってもらいたいと思った」とおっしゃっていました。生駒さんとノアとの距離感はいかがでしょう?

「台本を読んだ段階では違うかなと思ったのですが、でも、きっと人から見た私のイメージがノアなんだろうなと思って。ノアはまた新たな経験を私にさせてくれるという期待もあります。あと、こういう子がいたら、きっと私みたいな見た目だろうなって思います」
 

――人から見た私のイメージと言うのは?

天真爛漫。私自身はそうではなくて、もうちょっとおとなしい子。だから、そういうふうに見られているのは意外だなと(笑)。普段も無口ですし、人に会うと疲れるところもあって、一人で過ごすことが多いです。休日は口を一切開かない、言葉を発さないという日も珍しくないですね(笑)」

 
――マジックに挑戦されますが、監修はキャストでもあるプロマジシャンの新子景視さん。どんなマジックを披露されるのでしょう?

「皆さんの心を覗けるようになっています! なので、気を付けてください。つまんないな~って思っていたら、「君、つまらないって思っていたでしょう?」ってご指摘するので、ご観劇の際は細心の注意を払った方が、私に心を見られないかもしれません(笑)。毎日、ランダムにお客様にマジック仕掛けます!」

 

TEXT:岩本和子




エン*ゲキ#05【–4D–imetor】

■作・演出
池田純也
■出演
生駒里奈 池田純矢
玉城裕規
松島庄汰 田村心 新子景視
阿南健治
藤澤アニキ 北村海 町田尚規 前田りょうが 相田真滉

大阪公演情報

日時:2020/05/23(土)13:00/18:00
   2020/05/24(日)12:00/16:00
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

公演詳細はこちら

一覧へ戻る