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【インタビュー】47都道府県を完走したBRADIOが結成10周年記念ホール公演を開催

2019/12/20

インタビュー

BRADIO 10th Anniversary Hall Tour

“日常に彩りを加えるエンターテインメント”をコンセプトに、ファンキーでソウルフルな楽曲を奏でる3人組ロックバンド、BRADIO。高い音楽性とエンターテインメント性で瞬く間に観客のハートを掴み、老若男女を問わず、“FPP (Fanky Party Peaple)”と称されるファンを増やしている。2020年には結成10周年を迎える3人に、ここまでのこと、『10th Anniversary Hall Tour』と銘打たれたホールツアーなどについて話を聞いた。

――2019年はライブ三昧な一年だったのでは?

真行寺貴秋(Vo)「そうですね。今年始まってレコーディングして、[O・TE・A・GE・DA!]を4月に出して、47都道府県ツアーをやってみたいな。頑張りました!(笑)」

 

――このタイミングでなぜ初の47都道府県ツアーを?

真行寺「昔から47都道府県ツアーってすごいなって思っていたのと、来年10周年でホールツアーがあるので、そこに向けてじゃないですけど、タイミングとしては今ここでやっておきたいねって。実際にやってみたらファンキーでした(笑)」

大山聡一(G)「今回、北海道だけ3ヵ所あったので全部で49公演あったんですけど、対バンで49本ツーマンライブってなかなかやる機会がないので、本当に贅沢な時間だったなって思います。このツアーで先輩、後輩、同年代でも、そういう人たちと渡り合っていく自信も自分たちの中でついたと思いますし、それがすごくよかったなって思いました」

酒井亮輔(B)「すごくいい発見もあったし、ホールツアーにつながるようなヒントもいっぱいあったので、47都道府県ツアーの成果を出せたらいいなって。バンドとして確固たるものが見え始めた感じがしますし、それをこれから作る曲やライブで証明していけたらいいなと思います」

 

――来年結成10周年を迎えます。ここまで紆余曲折だったとは思いますが、振り返るとどうでしたか?

真行寺「紆余曲折あるのが人生でございますから、楽しんだもの勝ちでございます(笑)。最近、これまでを思い返す機会が多くなってきていますが、いろいろあったけど、それを1個1個肥やしにできてきたという感覚はすごくあります」

酒井「本当にいろいろ失敗もして、経験もさせてもらった10年だったかなって思っていますし、支えてもらっているファンの人、スタッフの人にも感謝しています。なかなか一言じゃ言えないですけど、あっという間だった気もしますし、この先もすごく楽しみになるような10年でした」

大山「BRADIOって、プロセスを踏んで計算に基づいた結果をちゃんと出せるバンドでもないから、何がベストかっていうのはわからないんですけど、10年やってきたことで、“我々とはこういう人たちです”みたいなアイデンティティを作った感じがあるんですよね。それを次のツアーでも体現できると思っています」

 

――では、10周年記念ホールツアーへの意気込みもお願いします。

大山「ここまでのBRADIOを濃縮したツアーにしたいなっていう気持ちがすごくあります。楽しんでもらえるものが作れると思っているので、お気軽に遊びに来て頂きたいです」

酒井「音楽はもちろん、ホールという空間も楽しめるような、時間を忘れるようなライブができたらいいなって思っています。本当にそういうライブをするので、ぜひ遊びに来てほしいです」

真行寺「初めてのホールツアーなのですごく楽しみですし、10周年の期待に応えられるようなものにしたいと思います。10年っていうのは僕らの10年なので、応援1年目の人でも気軽に来てもらえたら。恩返しじゃないですけど、音楽でこれまでの感謝を返せたらいいなと思っています」

 



TEXT:金子裕希

★LIVE INFORMATION

BRADIO 10th Anniversary Hall Tour
2020/02/11(火・祝) 17:00
NHK大阪ホール

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