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color-code 連載コラム
「color-codeの交換日記」vol.1

2019/12/20

連載コラム


どうもこんにちは!color-codeのMARISAと申します。はじめまして。

いつもお世話になっているキョードー大阪さんでコラムを書かせていただけるということで…一発目、ここは、将来本を出したいと企んでいるわたしから書かせていただきました。

color-codeのことを知らないみなさんへ、簡単に自己紹介させていただきます。

color-codeは低音ハスキーボイスラップイケメンのNANAMI、人のオーラが見えるスピリチュアルアーティストでグラフィックデザイナーのMAKO、腹筋バキバキ中身は小5コスプレイヤーのMARISAの3人で構成された、"全員がセンター"のダンスボーカルグループで、結成して今年で6年目になります。

字面だけでもインパクトがすごいでしょう。

そういうグループです。


結成してから今日までに、いろんなことがありました。オーディションで受かって組むことになった3人は、違うルーツを持っていて、どのテーマで話をしてもそれはもう見事に意見が合わない。

例えば何か映画を観に行っても、

MAKO「あれ良かった!めっちゃ泣いた!!」

MARISA「えーなんか微妙だった」

NANAMI「いやもはやよくわかんなくて寝てた」

となるし、何か食べに行こうとしても

MAKO「体に優しい和食とか食べた〜い」

NANAMI「肉がいい。肉」

MARISA「ラーメン!ラーメン!」

となるわけです。

 

それもそう、この3人は、放っておいたら出会うことのない3人です。どう頑張っても、同じクラスで仲良しグループになる3人じゃない。廊下ですれ違っても声はかけないだろうし、プリントを渡す時は「あっ、辻川さん、コレ…」と、苗字で呼ぶのが関の山でしょう。

最初の数年、color-codeは、メンバーそれぞれが持つこの多様性に翻弄され、弱点となってグループの成長を妨げていたように思います。

「なんでそう思うの?理解できない!わたしはこう思う!」だけをぶつけ合ったり隠したりして、誰かの一存に頼り、失敗すれば心のどこかでそれを責めていました。

自分と違うことを認めるのは、最初は誰でも難しいことです。みんな違ってみんな良い♪と、金子みすゞの歌を小学校で誰しもが読まされるのに、その言葉の意味を真に理解するのはだいたい、他人と向き合う必要の出てくる、大人になってからではないでしょうか。少なくともわたしは、小鳥や鈴がそれぞれに良さを持つことはわかっても、自分と他人に置き換えて考えられる小学生ではありませんでした。

だから何度も辞めたくなった。2人の言ってることが、わからない。かといって自分が何をしたいのかも、わからない。

 

それでも辞めなかったのは、心のどこかで「あのオーディションでこの3人が出会ったのには、何かしら意味があるはずだ」という希望が忘れられなかったからだとおもいます。それはきっと3人ともそうだった。なんでわかりあえないんだろう、なんでぶつかるんだろうと向き合って、話し合って、結果、たどり着いたのは、

 

「私たちはみんな違う。

当たり前のことだけど、いいか?

うちらは、マジで、違う」

 

ということでした。これに尽きる。

違いを始めて認めた日。いつだろう。おそらく、ここ3年くらいの話だと思う。

「人はそれぞれ違う。考え方や、何を大事にしているかの価値観も違う。それは当たり前のことなんだ」と。

「そしてこの3人は、それぞれが違う方向性に伸ばせる枝葉がある。その3人で結託して見せられるパフォーマンスは、もはや1つの文化になるんじゃないか。バラバラすぎる3人だから、お客さんに与えられる「自由」のショーがあるんじゃないか」


color-codeの弱点は、他のどこにもない強みに変わりました。


それからは実に平和です。なぜなら、メンバーは壁を越えてくる巨人にはなり得ないから。それぞれが持つテリトリーが違うということは、認め合うことでこれ以上ない平和を意味するのです。

これが世界平和にも共通するテーマ『多様性の尊重』

そしてそれを表現するcolor-code

の、歴史でした。ちゃんちゃん。



長くなりましたが来週は我らがリーダー!NANAMIの回です。彼女がいなかったら、color-codeの今はないとわたしは断言できます。

 

ななみんへ

部屋の照明を最近変えたそうですが、お部屋の調子はどうですか?寒いうちに一度は鍋パーティしに行きますのでよろしく!

 

 

MARISAでした。


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