s**t kingz shoji インタビュー

4人組のダンスパフォーマンスチーム s**t kingz（シットキングス）。
普段、ダンスのみでつづった無言劇の公演が多い彼らが、12月にダンスライブ「メリーオドリマX’mas」を上演する。

「今回は物語なしで、まさにダンスダンスダンスで踊りまくります。クリスマスのセクションも入れつつ、僕ら〝シッキン〟の激しいものから楽しいもの、大人っぽいものまで、いろんな側面が見えるショーにしたい」とリーダーのshojiは話す。

シッキンのダンスはクールだったり、ミュージカル風だったり、コメディーで笑わせてくれたり、曲によってさまざまな顔を見せる。「振り付けの仕方は曲によって違います。1曲で物語を展開することもあれば、物語は関係なく感情に特化したものだけを作ることも」。今年、テレビ番組ではサザンオールスターズの「太陽は罪な奴」、アニメ番組とのコラボでは植木等の「スーダラ節」と、有名曲をアレンジしたダンスが評判で、YouTubeでもチェックできる。「サザンさんの『太陽は罪な奴』はカッコよくしすぎると、視聴者へのハードルが高くなるので、テレビの前で皆がハッピーで楽しい気分になれるように。『スーダラ節』は植木さんのクラシックさと、フレッド・アステアのような往年のハリウッドミュージカル映画の要素を足しました」

今回は生バンドも交えて、踊りまくりの1時間半になる。「日本はストリートダンスというと急にうっと身構えるところがある。ダンスはもっと身近で、踊れなくてもいいから、皆が楽しむもの。ダンスは分かんないけど、シッキンは楽しいから見に行こうと、僕たちが入り口になりたい。当日はこれまでYouTubeでしか見られなかった作品も飛び出すので、お楽しみに！」　

取材・文／米満ゆうこ

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