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交響楽団と一緒にホールでコンサートを開催

2019/11/2

インタビュー

南こうせつ with 日本センチュリー交響楽団

南こうせつ インタビュー

今年70歳。来年デビュー50周年を迎える。
「改めて、現役でいられたことの幸せをかみ締めています。70年代、一大フォークブームがあり、かぐや姫で『神田川』を出して、持って10年と思ってたので奇跡に近いです」

今も彼の歌を聴きに多くの人たちが集まる。「例えばスポーツだと、気付くと4年でヒーローが変わったりする。もちろん、音楽も変わっていくんだけど、楽曲に思い出を残した世代がいまだに見に来てくれる。子供が結婚した時とか、何かのきっかけで当時の曲を思い出すんでしょうね。そして、その音楽を聴くと人生に潤いがもたらされる。音楽って、そういうもんでしょ。不思議な力がある。懐かしむという後ろ向きな意味でなく、音楽に接することで明日に生きる薬になるんです」

常に新しいことへの挑戦も忘れない。来年2月には、豊中市立文化芸術センターで日本センチュリー交響楽団とコンサートを開催。「ご褒美みたいな話で、とてもうれしいです。オーケストラとやれるなんて最高でしょ!幸せですよね。クラシックは今こそ一番大事だと思うし、いっぱい聴いてもらいたい。バッハ、ビバルディ、モーツァルト、ベートーベン、ドビュッシーとか……、とんでもない人たちですよ。僕は当日、半分は歌うけど、半分は観客として聴きたい(笑)。好きなクラシックを日本
センチュリー交響楽団にリクエストして、演奏してもらって、聴く側に回りたい! 

豊中市立文化芸術センターは3年ぶりですが、ホールは生き物なので音も当時と違うはずだし、それなりのクオリティーをこちらも出さないと、ホールは応えてくれないのでプレッシャーです。ただ、本当に楽しみです!」

演奏:日本センチュリー交響楽団

取材・文/鈴木淳史 撮影/大久保啓二

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