2021/11/19
インタビュー
――結成10周年を迎えました。
ユーキ 「本当にあっという間で、“超特急”なイメージでした」
リョウガ「10年続けられることはすごいことだと思っているので、もっともっとファンの8号車の方々を驚かせるようなことをやっていきたいです」
――驚かせるといえば、最新アルバムは様々な曲調に各国の言葉が飛び交う1枚に。今回“世界”をテーマにしたのは?
リョウガ「コロナ禍で今までみたいに自由に動けないので、このアルバムで世界を旅行するような気分になって欲しいという思いと、超特急の持ち味を生かしつつ世界に羽ばたいていきたいという気持ちも込められています。今回は様々な国の言葉が出てくるんですけど、ボーカルのタカシが独学で学んで頑張っていたので、彼の血と汗が染み込んだものになっています(笑)」
ユーキ 「 “世界”がテーマですけど、“ダンス”は言葉を発しなくても楽しめるコミュニケーションの一種だと思っているので、(タイトル通り)音楽を通してみんなが一緒に楽しめるような作品にできたらいいなという気持ちも込められています。その中で通常盤収録の『You Don't Care』など僕たちの今の年齢にあった楽曲にもどんどん挑戦しています」
――12月26日には10周年記念の追加公演、前日の結成日にはDISH//との2マンライブも行われます。
ユーキ 「DISH//とはもともと同期で『またいつか一緒にライブをやろうね』と言ってから8、9年くらい経っての今回なので、違う道で培ってきたそれぞれの良さを出せたらいいなと。でも、お互い負けん気でぶつかってくると思うので、超特急は超特急らしさを思いきりぶつけたいと思います」
リョウガ「仲間でもありライバルでもあるDISH//とのライブ翌日の公演は、正真正銘、節目を迎えて初めての単独ライブになるのですごく楽しみです。最高の10歳を迎えて11年目最初のライブというのを感じられるような1日にしたいです」
――12月26日のライブの見どころも教えてください。
ユーキ 「今は声は出せませんが、超特急のライブはコール&レスポンスやペンライトを持って一緒に踊ったり、ファンの8号車の皆さんとの一体感溢れるライブが魅力だと思います。初めて来る方は8号車の皆さんの一体感に驚かれることが多いんですけど、実際に参加したらさらに楽しくなると思うので、事前に『超特急 盛り上がる曲』とかで調べてもらって(笑)1、2曲でもいいので振り付けを覚えて来てもらえるといいかなと。僕らも楽しめる流れに持っていくので、安心して楽しむ気持ちだけ持ってきてください」
――では最後にメッセージを。
リョウガ「今回のアルバムも10年間の活動や8号車の皆さんと築き上げてきたものがあったからこそ出せる世界観だと思います。15年、20年と続けていきたいと思っている中で、振り返った時に濃く記憶に残るような最高な時間を、今年を締めくくるライブで過ごせたらいいなと思っています」
ユーキ 「10周年を迎えられるのは応援してくださっているファンの皆さんのおかげだと思っています。まだまだ面白いグループだなって思ってもらえるようなことをどんどんやっていきたいと思っていますので、11年目の超特急の活躍も楽しみにしていてください」
TEXT:金子 裕希