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【インタビュー】マハラージャン ギャップも魅力的な注目の新人アーティスト

2021/7/16

インタビュー

ODDL PARTY

キャッチーかつ高い音楽性と独特な世界観にハマる人が続出!

2019年11月に『いいことがしたい』でデビューし、今年3月に3rd EP『セーラ☆ムン太郎』でメジャーデビューしたマハラージャン。インパクト大のビジュアルからは想像もつかない洗練されたサウンドとシニカルな歌詞、高い音楽性でじわじわと注目を集め、5月にはNHK『シブヤノオト』に出演し、6月にはYouTubeの音楽チャンネル『THE FIRST TAKE』に初登場。一躍その名を知らしめた彼に、最新作や初ライブに向けた意気込みなどについて話を聞いた。

――見た目やアーティスト名などがとても印象的です。


「所属している事務所「油田LLC」からインスピレーション受けて現在のビジュアルになりました。もともと普通の会社員だった事もありスーツを着ています。ただ、普通にやっているつもりなんですけど、色物だと思う人が多いみたいで。自分としてはいい音楽を作ろうと思っているので、それが伝わってほしいです」

 

――実際に曲を聴くとグルーヴの心地よい、ファンクテイストで洗練された音楽だと思いました。曲を作る上で意識していることは?


「基本的に自分が感じた辛いこと、黒い思いなどを吐き出して、それをセラピー的に昇華させる気持ちで歌詞をしたためています。サウンドは、もともとジャミロクワイとかが大好きだったのと、あと大学の時にダンスを1年間だけやっていた影響が大きく、その時に聴いていたファンクとかダンスチューンが作りたいものになっていきました。ただ好きな音楽自体たくさんあるので、キャッチーなダンスミュージックが軸にありつつ、表現として広がりのあるものを作っていきたいです」

 

――7月21日にはメジャー1stアルバム『僕のスピな☆ムン太郎』が発売に。


「インディーズの頃や最初のEPまでは割とファンクな感じの曲が多いんですけど、『僕のスピな人』はけっこうロックっぽいなと思っていて。あと『地獄 Part2』、『行列』、『いうぞ』はまだ見せていない部分だったりするので、新たな視点で聞いてもらえると嬉しいです。『地獄 Part2』に関しては曲を作った時はすごくカッコいいものができたと思っていたんですけど、不思議なもので歌詞を乗せていくと世界観がどんどん地獄になっていくんですよね(笑)。今の世の中、“地獄だな”って思うこともありますけど、その中でも“強かにやっていくぜ”という歌でもあるので聴いてもらえたら。僕はただのダンスミュージックというよりは、みんなが何かを考える、感じるものがあったほうが面白いと思っているので、歌詞にも注目してもらえると嬉しいです」

 

――8月にはライブイベント『ODDL PARTY』に出演します。


「僕は大阪という場所、大阪の人たちがすごく好きなので、みんなに会えるのは嬉しいですし、これが(関西での)初ライブになるので気合いの入り方が全然違うんですよ。もちろん、どのライブも気合いを入れますが、何といっても最初なので。どうやったらみんなに喜んでもらえるかというのをすごく考えながら、リハーサルを重ねています。僕自身も楽しみたいと思っているので緊張しないでしょうし、楽しむ中で全力で情熱を届けたい。音源とライブでは歌う環境、伝えられることなども全然違うと思うので、そういう部分もすごく楽しみです」

 

――最後にメッセージをお願いします。


「真摯に音楽を作っているのでぜひ聴いて頂いて、よかったらライブにも来てほしいなと思います」

 

 

TEXT:金子裕希

LIVE INFORMATION

ODDL PARTY
 
2021/08/05(木)18:00
会場 心斎橋JANUS

 ■出演
ASOBOiSM、さとうもか、ぜったくん、マハラージャン
※五十音順

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