2021/4/6
インタビュー
――2019年12月のインディーズデビューから、この1年半を振り返っての心境は?
ナオ・オブ・ナオ(以下、ナオ) 「現在の5人で活動するようになりメジャーデビューも経て、本当にあっという間に過ぎた気がします」
カエデフェニックス(以下、カエデ) 「最近ようやく、これまでの歩みを振り返ることができて、自分がアイドルになったと実感できるようになりました」
――クロちゃんからの言葉や教えで印象に残っていることは?
カエデ「私は歌とダンスが苦手だったけど、『自分を信じて、胸を張って頑張って!』と言ってもらえたことが、すごく励みになりました」
ナオ「私はグループの中でまとめ役になることが多く、悩んでいた時に相談したら『全部やりきろうとしないで。他のメンバーに頼ってもいいんだよ』って言ってもらって、今まで1人で背負いこみ過ぎていたことに気づきました」
――これまでの活動で、ご自身が思うターニングポイントは?
ナオ「合宿で一度、脱落したカエデが最終的に加入したことですね。『この5人で頑張ろう!』と心のギアが入りました。それと、コロナ禍で延期になっていた初のワンマンライブを2020年10月にやっと開催でき、応援してくれている人と直接お会いできたことも嬉しかったです」
カエデ「私は2020年10月に東京ドームでやった大運動会ですね。いつかこの会場でライブをして、いっぱいの豆粒(ファン)が集まった景色を見たいなと思っています」
――メンバーみなさんのキャラクターやグループ内での役割は?
ナオ「ハナエモンスターは所属事務所WACKの研究生だったこともあり、パフォーマンス面でみんなを引っ張ってくれる存在。アイカ・ザ・スパイは超天然で(笑)、いつも場を和ませてくれます」
カエデ「ミユキエンジェルは、誰よりも努力家で真面目。周りを明るくする力があって、まさに天性のアイドルです」
ナオ「カエデは不思議なオーラを放っていて、見ていてすごく面白い。歌もダンスもどんどん成長していて、一緒に頑張りたいと思わせてくれます」
カエデ「ナオちゃんはしっかり者だけど、その反面、誰かと一緒じゃないとお店に入れないとか、そのギャップが可愛いですね(笑)」
――2月に発売された新曲『らぶ地球 feat.ファーストサマーウイカ』では、先輩であるファーストサマーウイカさんが参加されています。制作現場はどんな感じでしたか?
カエデ「MV撮影でご一緒したんですけど、もうオーラが圧倒的で女帝みたいな(笑)。最初は緊張したけど、すごく優しく接してくださって、素敵な方でした」
ナオ「私とハナエが振り付けを担当したんですけど、撮影前日の夜にやっとOKをもらえて。ウイカさんにもギリギリの状態で教えることになったけど、本番ではパーフェクトに踊ってくださって、とてもカッコよかったです」
――これから「らぶ地球」を聴く方に向けて、聴きどころを教えてください。
カエデ「『パンチラインのかわりにパンティーライン』とか、クロちゃんにしか書けないワードが本当に面白いので、ぜひ歌詞に注目してください」
ナオ「お祭り感があるので、1人で聴いても楽しめると思うし、気合いを入れたい時などに聴いてもらえたら嬉しいですね」
――5月に始まるツアーについてもお話しを。前回のツアーからパワーアップさせたいところは?
カエデ「前回は初めてのツアーで、終盤ヘロヘロになって悔しかったから、しっかり体力をつけて最後まで輝きたいです。豆柴の大群はカッコいい曲とかわいい曲をやるパートがハッキリ分かれているので、そのギャップにも注目してください」
ナオ「前回はスタッフさんからも『君たちはスロースターターだね』とご指摘をいただいたので、今回は全部の公演で120%の力を出したいです」
――大阪公演が初日ですが関西の印象はいかがですか?
カエデ「お客さんがすごくノッてくれるし、振り付けのマネをしてくれる人が多くて、すごく楽しいです」
ナオ「おいしいものがたくさんある(笑)。たこ焼きが好きなので大阪では絶対に食べたいなと思っています。関西はダシ文化ということなので、うどんも!」
――最後に大阪公演に来られるお客様にメッセージをお願いします。
カエデ「ツアータイトルの通り、みなさまの心をぎゅっと掴むことができるようなライブにしたいと思います。ぜひ、遊びに来てください!」
ナオ「初めての方も、まずは一緒に楽しめるように。そして、次もまた豆柴の大群を観たいと思ってもらえるようなライブにしたいですね」
TEXT:伊東孝晃
豆柴大作戦 ~掴み取れ豆粒の大群~
2021/05/05(水)15:00/18:30
梅田クラブクアトロ
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