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【インタビュー】DracoVirgo
ドラヴァゴが初のアルバムを手に梅田に登場

2020/1/17

インタビュー

DracoVirgo “Opportunity 2020~Rainbow Butterfly~”

世界が注目する極彩色サウンドを非日常のステージで!

元HIGH and MIGHTY COLORのメンバーで構成されたバンドプロジェクト、DracoVirgo(ドラゴヴァーゴ)が、初のアルバムをリリース。多国籍で極彩色、エネルギーが満ち溢れるこの作品を手にした東名阪ツアーの初日で梅田Zeelaに登場する。今や世界からも注目されだした彼ら3人が、初のアルバム、そしてそのツアーに込める思いとは!



元HIGH and MIGHTY COLORのメンバー、MAAKIII(マーキー・Vocal)、mACKAz(マッカツ・Bass)、SASSY(サッシー・Drums)で結成されたバンドプロジェクト、DracoVirgo(ドラゴヴァーゴ)。

ハイカラがヘヴィなギターロックを軸としていたのに対してこのドラヴァゴは、基本にロックはあるものの、ギターレスという構成ならでは、打ち込みも多用して「ハイカラ以後、約10年の間に個々それぞれの活動が凝縮された」(mACKAz)極彩色に進化したサウンドを展開。音のふり幅、奥行き感が格段に広がっている。

1/15にリリースした初のアルバム「Opportunity」は、まさにその集大成。彼らの代表曲である「KAIBUTSU」や、アニメ「ありふれた職業で世界最強」のエンディングテーマにもなった「ハジメノウタ」などに加え、MAAKIIIが「龍に乗った乙女がシルクロードを駆けていくイメージ」という通り、「KALMA」や「ABRACADABRA」など中東のエッセンスを感じる曲、彼らのルーツである沖縄をイメージした新曲「RYUKYU」など「いい意味でのドラヴァゴならではのクセが濃厚に出た」(SASSY)多国籍かつワールドワイドな仕上がりとなっている。

加えて「グリム童話みたいに、子供に読み聞かせる聴きやすさはありつつも、実は少し怖いところもあったり」(SASSY)と、一つの曲においてもさまざまな顔を持っている。MAAKIIIが「すごく高カロリー、高タンパク、高品質な作品」というのも納得の1枚だ。

なかでも「RYUKYU」は驚愕の仕上がり。一般的に沖縄モチーフの曲はどのかなイメージのものが多いが、「首里城の焼失に私の気持ちにも火がついて、沖縄のスピリットやポジティブなパワーを表現したかった」(MAAKIII)という思いが込められた、圧倒的な音圧で効かせるパワフルなヘヴィナンバーだ。

そしてそのアルバムを引っ提げた東名阪ツアーで、1/18に梅田Zeelaに登場。ステージにおいても、彼らは多国籍、幻想的な世界へと連れて行ってくれることは間違いない。彼らも「来てくれたお客さんも日常の枠から解き放たれるものになってもらえたら」(MAAKIII)、「僕らもまた、ライブでは日常と違うスイッチが入っています」(mACKAz)、「僕らも200%開放されていくんです。自分でも気が付いていない自分が出てくる」(SASSY)と口をそろえるように、彼らのテーマといってもいい「夢と現実、陰と陽」を行きかう非日常のステージとなりそうだ。

前回のツアーのファイナルとなる渋谷のステージでは元ハイカラのユウスケも登場していたこともあり、今回もどんなエクストラメンバーが現れるのかも楽しみのひとつ。大阪はツアー一発目。「大阪の観客はハッピーで、反応が温かい」(MAAKIII)と、彼らも大阪でのステージを楽しみにしている。

ライブの観客にも海外から来る人も多く、昨年8月には中国のイベントにも出演。今後、間違いなく世界に羽ばたいていくだろう彼らの今をぜひ目に焼き付けておきたいところだ。

 

TEXT:宮本昭仁

★LIVE INFORMATION

DracoVirgo “Opportunity 2020~Rainbow Butterfly~”
2020/1/18(土)18:00
梅田Zeela

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