KEP特派員が2021年秋～ロンドン留学中！
イギリスで見たライブやミュージカルの紹介を中心にロンドンのリアルな街の様子を現地からリポート！

こんにちはタニモトです。
サマータイムに入り、最近は夜の10時ごろまで明るいロンドンです。

6月中旬より約３週間にわたりロンドンの中心に位置する王立公園・ハイドパークでは、「BST Hyde Park (British Summer Time )」というフェスティバルが開催され、エルトン・ジョン、ザ・ローリング・ストーンズ、アデルらイギリスを代表するレジェンドクラスのアーティストが毎週末コンサートを行っていたり、世界最大級の英国音楽フェスティバル「Glastonbury Festival （グラストンベリー）」が2年ぶりに開催されていたり、夏に向けてさらに陽気になってきたイギリス。

エンターテイメントが溢れるイギリスの夏はこんなにも楽しいのかとワクワクさせられている毎日です。

ザ・ローリング・ストーンズがロンドン・ハイドパークで演奏している裏で、ポール・マッカトニーがヘッドライナーとしてグラストンベリーのメインステージに登場している。80歳近い生きる伝説たちもライブエンターテイメントの復活を祝福しているようです。

そして、音楽だけでなくミュージカルもアツいのがこの国。
現在ロンドンにて上演中の人気ミュージカルのナンバーを出演者たちが披露するフリーライブイベント「WEST END LIVE」も2年ぶりに開催されました。

今回はその様子を少し詳しく！

WEST END LIVE（6.25 Sat　6.26 Sun）

ウエストエンドはイギリス版ブロードウェイ。ロックダウンを終え昨年の夏頃より再開し、私がイギリスに来た秋頃は「Welcome back to The West End」と掲げる広告をよく見かけていました。今では世界各地からの観光客も戻ってき、40以上の作品が毎日上演されています。

ウエストエンドの1年に一度のお祭りがこの「WEST END LIVE」。会場はロンドンの中心部に位置するトラファルガー広場（Trafalgar Square）でゴッホのひまわりやレオナルド・ダ・ヴィンチの作品が収蔵される「ナショナルギャラリー」のすぐ目の前にあり、ロンドンに来たら誰もが訪れるであろう観光地のひとつです。

私が到着した昼過ぎには、すでに会場の外には大行列。お客様は子供から大人まで家族連れ、夫婦にカップル。年代性別人種問わず、全世代が集結！

ウエストエンドを代表する「Les Miserables(レ・ミゼラブル)」「Mamma Mia! (マンマミーア)」や好評により続演が決まっている「Frozen the Musical（アナと雪の女王）」など各ミュージカルが15分ほど２、３曲を披露する形式でファンにとってはたまらない贅沢なライブイベントでした。

なかでも熱狂的な歓声に包まれたのがウエストエンドで話題となり、現在はブロードウェイでも上演中だという「SIX」。ヘンリー8世の6人の妻たちが現代のガールズグループとして蘇るというこれまた破天荒なストーリー。日本でも話題になる日が近いかもしれません！

パフォーマンスが終わるたびにMCの方もしっかりチケットの告知は忘れず、何度もリピート。私も何作か次は劇場で見たいなと思う作品に出会えました！これをきっかけに劇場へ足を運ぶ人も増えるはず。

日本では舞台「千と千尋の神隠し」が大盛況で幕を閉じましたが、ウエストエンドでは10月より日本を代表するアニメ映画、スタジオジブリ作品「となりのトトロ」が初となる舞台化されることが決まっています！海外では、「My Neighbor Totoro」と言われているそうで（確かにそうなのだが、それにしても直訳…）ジブリの世界が舞台でどのように表現されるのか、海外の方の反応も含めて注目です！

また、NODA･MAPのロンドン公演のニュースも！2019年に上演された本作はイギリスが誇る世界的ロックバンド、クイーンの楽曲が使用されており伝説的マネージャーのジム・ビーチ氏も絶賛してロンドン公演が決まったとか！ロンドンにいると日本文化が本当に世界中から愛されていると日々実感していて、この作品もロンドナーにどう伝わるのか期待が膨らみます。

ロンドン公演後、大阪にて公演！

｜日時｜2022/10/07(金)～2022/10/16(日)≪全13回≫
｜会場｜新歌舞伎座

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