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毒と哀切にまみれた松尾スズキ伝説の代表作が
12年ぶりに上演決定!
薬剤被害によって障がいを持った少年“フクスケ”をめぐり、様々な境遇の登場人物たちが、底なき悪意と情愛に突き動かされながら、必死にもがき生きる姿を毒々しくも力強く描いた壮大な人間ドラマ。かつてのインタビューで「生まれてきたこと、そして時世に付きまとう不平等や不条理に対する怒りをバネに厄介な作品を進化させる」と松尾が語る通り、ゆるいヒューマニズムを揶揄し、“悪”もまた人の姿であることを圧倒的な筆力で描き出した傑作戯曲です。12年ぶり4度目の上演となる今公演では、サブタイトルを“歌舞伎町黙示録”と題し、台本をリニューアル。フクスケが入院する病院の警備員コオロギと、盲目のその妻サカエの夫婦を軸に、物語は展開します。
初演から33年経っても色褪せず、上演の度にその時代に突き刺さる普遍的な物語が、今を生きる観客を狂騒の世界に引き込みます。哀しくも美しい、怒涛のダークエンタテインメントにご期待ください。
狂気の松尾ワールドを余すところなく魅せる
豪華キャストが集結
とある病院の怪しい警備員コオロギを演じるのは阿部サダヲ。コオロギを献身的に愛する盲目の妻サカエには黒木 華。妻を探すエスダヒデイチには荒川良々。物語の鍵となる身体障がいを持った少年フクスケには岸井ゆきの。自称ルポライターのタムラタモツには皆川猿時。ヒデイチの協力者となるホテトル嬢のフタバには松本穂香。裏社会で暗躍するコズマ三姉妹のヒロミに伊勢志摩、エツに猫背 椿、ミツに宍戸美和公。コオロギの愛人チカに内田 慈。見世物興行の団長に町田水城。フクスケが入院する病院のスガマ医師に河井克夫。新興宗教団体の顧問赤瀬川に菅原永二。コズマ三姉妹の部下蒲生にオクイシュージ。そして、フクスケを監禁していた製薬会社の御曹司ミスミミツヒコには松尾スズキ。さらに、ヒデイチの妻で精神のバランスを崩して失踪したマスには秋山菜津子と、中毒性を倍増させる魅力的なキャスティングで、配役も新たに、パワーアップして上演します。
世紀を超えてもなお毒々しさを失わず、人々を熱狂と興奮の渦に巻き込む、濃密で重層的な『ふくすけ』の作品世界をご堪能ください!
スポット動画
■作・演出
松尾スズキ
■出演
阿部サダヲ、黒木 華、荒川良々、岸井ゆきの、皆川猿時、松本穂香、
伊勢志摩、猫背 椿、宍戸美和公、内田 慈、町田水城、河井克夫、
菅原永二、オクイシュージ、松尾スズキ、秋山菜津子
加賀谷一肇、石井千賀、石田彩夏、江原パジャマ、大野明香音、久具巨林、橘 花梨、友野翔太、永石千尋、松本祐華、米良まさひろ、山森大輔
ミュージシャン:山中信人(三味線)
KEP ONLINE
■阿部サダヲさんインタビュー到着!
日時 |
2024/08/23(金)~2024/08/26(月)≪全5回≫
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会場 | キャナルシティ劇場(福岡) | ||||||||||||||||||||
金額(税込) |
¥12,500 |
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備考 |
全席指定 |
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発売日 | 発売中 |
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