ダークファンタジーの傑作が
英国クリエイティブチームも加わり日本初初演

ロープアクションを交えた
息をのむ驚きの演出にもご注目下さい！

あらすじ

物語の主人公は13歳の少年コナー(佐藤勝利)。彼を取り巻くのは、闘病中の最愛の母親(瀬奈じゅん)、新しい家族を作って出ていった父親(葛󠄀山信吾)、気の合わない祖母(銀粉蝶)…。学校ではいじめにあい、母の病状は悪化するばかり―。そんな孤独と恐怖を心に抱くコナーの前にある夜、怪物(山内圭哉)が現れ、「これから三つの物語を聞かせる、私がその三つの物語を語り終えた時、お前が四つ目の物語を私に聞かせるのだ。そして、それは‟コナーが隠している真実”でなければならない。お前は真実を語る、そのために、お前は私を呼び出したのだ。」と語り始める。時計が12時7分になる頃、モンスターが最初の物語、そして第二・第三の物語を語りはじめる。コナーは果たして四つ目の真実の物語を語ることが出来るのか―。そしてその隠された真実とは！？ ファンタジーでありながら、少年が背負うには重い現実…。

恐怖や葛藤、矛盾と向き合っていく姿は、我々大人の心にもリアルに迫ってくるものがあるだろう。

原作小説は映画化(邦題『怪物はささやく』)もされているのでぜひ、チェックしてみてほしい。

そして英国クリエイティブチームが加わることで実現する、驚きの演出にもぜひご期待ください！

原作は、アメリカの作家パトリック・ ネスが書いた挿絵付きの小説で、英国で最も権威ある児童文学賞を受賞したベストセラー作品。 2016年に映画化(邦題:怪物はささやく)、 その後18年に英国で舞台版を初演し世界的に高い評価を受けた。 今作が日本初演出となるイギリスの演出家、サリー・ クックソンをはじめ、確かな実力の英国クリエイティブチームが、 ダークで美しい原作の世界観を魅力的にお届け。 コロナの影響で上演を断念した20年より、4年の時を経て、満を持して、英国チームと日本人キャストというワールドワイドな取組みにより、日本初上演を迎える。