世界遺産の上賀茂神社で極上ライブ

2002年から18年間、野外の夏フェスを続けて50万人に感動を届けてきた葉加瀬太郎が、「老若男女を問わず、家族連れで気軽に来られる音楽イベント」のコンセプトは変えず、1300年以上の歴史を誇る、古都の世界文化遺産で「葉加瀬音楽祭」を開催する。
テーマは「折衷」。「和」の上賀茂神社×「洋」のバイオリン、「歴史」ある神社×「現代」の音楽フェスティバル、「クラシック」×「ポップス」……それぞれの良いところを一つのものに盛り込むことに、熱い思いで応える豪華メンバーが集結する。
現段階で出演が発表されているアーティスト（50音順）は〇6/11（土）＝大竹しのぶ、羽毛田丈史、藤井フミヤ、山崎まさよし、渡辺美里、〇6/12（日）＝伊藤蘭、桐谷健太、倖田來未、Vaundy、一青窈と、ビッグネームが並ぶ。
葉加瀬と9人のバンドメンバー（キーボード：羽毛田丈史、ドラムス：渡嘉敷祐一、ベース：松原秀樹、ギター：土方隆行・田中義人、キーボード：坂本昌之・大島俊一、パーカッション：藤井珠緒、チェロ：柏木広樹）は両日出演する。
ジャンルを超えて活躍するバイオリニストの葉加瀬太郎は1990年にデビュー。2002年に自身が音楽総監督を務めるレーベルHATSを設立し、国内外のアーティストたちと幅広く交流を続けている。そんなつながりの中から今回も、新たなアーティストたちの参加が期待される。
「今この世界の状況に必要な、人とのつながり、笑顔の大切さといった“忘れかけていた大切なもの”を新しい音楽の歴史とともに刻んでいきたい」とのメッセージを込めた音楽祭。出演者にも、聴く人にも、特別な時間となるに違いない。