2019/10/25
取材レポ
20歳を超えた2人の“クールで大人っぽい表情”に焦点をあてた本展覧会。それぞれの2019年カレンダーから選りすぐりのカットを中心に、
未公開カットから本展のために撮り下ろしたオリジナル作品まで多数展示。いずれも大判で迫力があって、美しい。
会場は春、夏、秋、冬の4場構成で、四季折々の2人の表情が鑑賞できる。姉妹の撮影は、藤代冥砂が広瀬アリス、川島小鳥が広瀬すずを担当した。
場内は自由に撮影ができ、等身大パネルなどの撮影ポイントも設置。ほぼすべての来場者が携帯やカメラを手に鑑賞していた。
朝ドラの撮影を終え、本展会期中は初舞台『Q』(野田秀樹作・演出)で国内ツアー中の広瀬すず。
一方、抜群の好感度で多数のCMに出演、歯に衣着せぬ物言いで番組MCとしても活躍の場を広げる広瀬アリス。
今や多忙を極める2人が都合をつけて、実現した東京会場での内覧。姉妹が仕事場で顔を合わせることは稀で、終始ご機嫌だった2人。
自分たちの写真をバックに自撮りを楽しむ姿など、当日の様子を記録した映像は本会場でも確認できる。来場者のなかには、熱心に映像を録画するひとの姿も目立った。
中学生の頃からすずの大ファンで、今日は滋賀から友人と2人で訪れたという10代女子大生は
「実は東京と大阪の会場にも足を運びました。すずちゃんが大好きで、初舞台の『Q』も観てきました。かわいすぎます!」
と興奮を隠しきれない様子。
友人も「姉妹での写真が珍しくて素敵です」。
同じく、小学生の頃に見たドラマ『学校のカイダン』ですずの魅力にハマったと話す、京都在住の10代女子高生は、
「展示写真を撮影できることに驚きました。もちろん全部撮りました(笑)。今日は夕方から大阪で舞台『Q』も観劇します」と笑顔。
また、偶然目にした広告を頼りに訪れたという滋賀在住の60代男性会社員は、「会期が約1週間と短いので今日を逃すと来れない」と休日に来場。
「絵画展にはよく行きますが、写真展はひさびさ。リアルもいいですね。町中での撮影も自然だし、あの辺りかなと背景を想像するのも楽しい。
お2人ともお綺麗で、絵になります」と熱心にシャッターを切っていた。
図録1000円、B2ポスター各900円、ステッカー各400円。売れ筋は人気スタイリスト、伊賀大介デザインのTシャツ各3900円(M、L、XL、XXL)、トートバック各1900円。中でも、Tシャツは大阪会場とは別デザインが京都会場で販売される。
会期は11月1日まで。
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