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新しい自身を魅せるデビュー30周年コンサート

2019/10/4

インタビュー

宮沢和史・デビュー30周年記念コンサート ~あれから~

宮沢和史 インタビュー

2016年、体調不良を理由に歌手活動休止を発表。本人は、「休止というか、やめようと思ってた。音楽家として色々やってきた自負もあるし、体壊してまでむち打つことも無いかなって。無理して、音楽を好きじゃなくなるのも嫌だったので、余力を残してやめようと思った 」と当時を振り返る。

そんな中で、復活した理由についても聞いてみた。「休んでる時に色々な人が『歌いに来ないか?』と誘ってくれたんです。音楽も聴いてなかった時期なんですけど、昔、世話になった人に呼ばれたら断る理由も無くて 。いざ歌ったら、声も出なくて終わったと思ったけど、拍手をもらったり、『良かった!』と褒めてもらうことが、こんなに喜ばしいことだったのかなと感じて。当たり前だったことに感動していたら、ネガティブな気持ちも前向きになったし、体の状態も良くなってきてね」

前日までは不安だったと話す去年11月のツアーも、「集中力がステージに出て、今までにない達成感があった。昔はサウンド重視だったけど、その時は歌そのものを伝えたいと思ったので、ピアノとドラムと俺という変則的な少人数でやったのも良かったね。今回のツアーはゴージャスにしたいので、去年のメンバーにGANGA ZUMBAのメンバーも合流してやりたい」と話す。

山ごもりしたら自然に曲が出来ていったというアルバム「留まらざること川の如く」を今年5月にリリース 。そして、今年はデビュー30周年。「ひとつのことを30年続けたのは他に無いので、感謝しているし 、光栄ですね。一人じゃ無理だったし、みんなの期待に応えたいというのがモチベーションの全てでした。今回は30周年のお披露目だけど、久しぶりの人にも聴いて欲しい。昔懐かしのというよりは新しい宮沢を見て欲しいですね」

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