こんにちは！キーウ・クラシック・バレエ団プリンシパルの長澤美絵です！

ウクライナやキーウという言葉が悲しい形で知られるようになってしまった今ですが、みなさんはウクライナの事をどのくらいご存じでしたか？
ウクライナは自然と歴史が豊かな国で、芸術面で言えばバレエ大国でもあります。

私はワガノワ･バレエ･アカデミーで学んだ後、ドネツク国立バレエを経て、2010年からキーウ市立アカデミー･オペラ･バレエ団にてダンサーを務めてきました。
これまで日本各地色々なところで踊ってきましたが、今回、自然豊かな箕面へ行けることを今からとっても楽しみにしています。
久しぶりにキーウから来る仲間とも会えるこの機会、皆さんに感動をお届けできるよう精いっぱい頑張ります。
バレエを知らない方でも、どこかで聞いたことのあるような音楽に踊り、わかりやすく豪華な名場面ばかり集めたプログラムなので、きっと楽しめるはずです。
公演が終わって帰るころには心があたたかくなるような、素敵な時間をお届けできたらいいなと願っています。

《くるみ割り人形》
クリスマスイヴの夜、くるみ割り人形をプレゼントされた少女クララ。夢の中でおもちゃの兵隊たちと一緒に勇敢に戦い、王子となったくるみ割り人形とおとぎの国へ旅をする。そして、お菓子のお城で妖精たちに歓迎されながら、楽しいひとときを過ごす。

《白鳥の湖》
悪魔ロットバルトの呪いで白鳥の姿に変えられたオデットは、月明りの下でのみ人間の姿に戻ることが出来る。オデットを解放できるのは、まだ愛を誓った事のない青年の真実の愛。ある夜、湖のほとりにやってきたジークフリート王子は儚く美しいオデットに心を奪われ、愛を誓う...

《眠れる森の美女》
16 歳の誕生日、悪の精カラボスに呪いをかけられ眠りについたオーロラ姫。しかしオーロラ姫のフェアリー・ゴッドマザーであるリラの精が、100 年後には麗しい王子が姫を目覚めさせるという呪いに変える。100 年の時が経ち、悪は滅びる。青い鳥や長靴をはいた猫など、童話の主人公たちが続々と登場する華やかな結婚式で、姫と王子は幸せにつつまれる。