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命を繋ぐ祈りのヴァイオリン
イタリア・クレモナの病院屋上から世界に届けた感動の調べ「横山令奈 ヴァイオリン・コンサート」

今年4月、コロナ禍のイタリア・クレモナの病院の屋上から医療従事者への感謝と患者たちが再び音楽を楽しめる日が来るようにとの祈りを込めた演奏が世界中に配信され、大きな感動の渦を巻き起こした日本人ヴァイオリニスト・横山令奈の来日公演が決定した。
横山は大阪府箕面市出身。高校卒業後18歳でイタリアに渡り、ストラディバリら歴史に名を残すヴァイオリン製造者を生み出したクレモナを拠点にヨーロッパで活動してきた。横山は「医療崩壊ギリギリの状態で持ちこたえていた病院にいる方々、亡くなってしまった方々やその家族、家にずっとこもっているしかないすべての人々に思いをはせながら、病院の屋上から精いっぱい演奏しました。世界中に配信された映像がきっかけで、日本に帰って演奏を聴いていただけることになりました。音楽は人の心に直接語りかけることができる素晴らしいもの。ヴァイオリンの師匠でもある両親が亡くなった時も音楽こそが私の心の支えでした。生の音楽の響きを通して思いを共有することが、少しでも誰かの癒やしや元気の源となれば、うれしいです。たくさんのメッセージで私を勇気づけて下さった日本の皆さんに恩返しもしたい。劇場で生の音楽を聴いて生の振動を感じていただきたい」と来日公演への意気込みを語っている。
演奏予定曲は、鐘楼「トラッツオ」から演奏した「アヴェ・マリア」や 病院屋上から演奏した「ガブリエルのオーボエ」ほか、「タイスの瞑想曲」「チゴイネルワイゼン」など。同じく箕面市出身のピアニスト杉林岳が共演する。

命を繋ぐ祈りのヴァイオリン
イタリア・クレモナの病院屋上から世界に届けた感動の調べ
横山令奈 ヴァイオリン・コンサート

プログラム

バッハ / グノー: アヴェ・マリア 【鐘楼「トラッツオ」から演奏した曲】
モリコーネ: ガブリエルのオーボエ 【病院屋上から演奏した曲】
シューベルト: ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第1番 ニ長調 作品137
ブラームス: ヴァイオリンソナタ第3番 二短調 作品108
クライスラー:愛の喜び、愛の悲しみ
マスネ: タイスの瞑想曲
ドビュッシー: ヴァイオリンソナタ
サラサーテ: チゴイネルワイゼン 作品20

横山 令奈 Lena Yokoyama(ヴァイオリン)
杉林 岳 Gaku Sugibayashi(ピアノ)

日時

2021/01/24(日)14:00

会場 豊中市立文化芸術センター 大ホール
金額(税込)

S席¥5,000
A席¥3,500

備考

全席指定
※未就学児入場不可。
※都合により演奏者、演奏曲目が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※当日は入場時、検温や手指の消毒にご協力いただくため、早目のご来場をお願いいたします。

発売日 公演終了