2024/8/27
ブルーマングループ⽇本公演、観客数100万⼈達成!⼤阪公演は9/4から!
2024年8月25日(日)、シアターミラノ座(新宿)で公演中のブルーマングループ日本公演で、累計観客数が100万人を達成した。
ブルーマングループは、2007年12月にアジア初となるロングラン公演を六本木の常設劇場で開始し、4年間で83万人の動員を達成。その後、2019年に東京、大阪、名古屋で公演を行い、2022年には仙台、東京、大阪、名古屋、福岡でも公演を実施。今年の日本公演(東京、大阪、名古屋)の最終日で通算1,497回公演が予定されている。そして8月25日(日)の東京公演で、ついに累計観客数100万人を達成した。
記念すべき100万人目の観客となったのは神奈川県在住の辰巳さん父娘。お父様は「妻に勧められて来たが娘が喜んでくれて嬉しかった。夏休みの良い思い出になった」と語り、ふうかちゃん(11歳)は「ブルーマンが近くに来た時は驚いけど、すぐに大笑いしました!音楽が迫力があって凄かった!」と興奮して感想を述べた。
【ブルーマングループ ジャパンツアー2024 とは?深堀りしてみます!!】
ロック・アート・コメディを融合した唯一無二の「ブルーマングループ」。言葉を使わないステージは、年齢・性別・国や文化を問わず多くの人々を魅了し、世界5000万人以上のファンを獲得。現在も進化を続けている。2024年8月より開幕したジャパンツアーではさらに進化したパフォーマンスを披露している彼ら。9月の大阪、愛知に先駆けて行われた東京公演の様子をお届けしよう。
開演前にはモニターを使い、上演中の注意事項はもちろんのこと、この日の観客に対するメッセージなどが表示され、客席はそれを全員で復唱したり、ユーモアのある言葉に笑い声を上げたり。
会場のテンションが高まったところでショーがスタート。お馴染みのカラフルな液体とドラムによるパフォーマンスには自然と拍手が起きていた。カラフルなインクが飛び散るお馴染みのパフォーマンスとコミカルな表情で観客の視線を惹きつける。
さらに、バンドメンバーによるロックナンバーと共に、一人が投げられたインクボールを、もう一人はマシュマロを次々に口で受け止めていく。吸い込まれるように口に入っていく様子に呆気に取られているうちに、インクをキャンバスに吹き付けたアート作品とマシュマロのオブジェが完成。スマホアプリやネット通販を風刺、お菓子の咀嚼音(ASMR)が徐々に曲になっていくなど、バカバカしさとクオリティの高さが両立しているパフォーマンスは圧巻だ。
ショーの中で客席にマシュマロを投げたり、気を抜くと水が撒かれたり、観客をいじったり、客席を練り歩いて観客をステージに上げたり。カメラに抜かれた観客やステージに連れて行かれた観客の笑顔や悲鳴といった反応も含めて面白く、毎公演で違った雰囲気を楽しめるだろうと感じた。
液体、その他のいろいろなものが飛んでくる可能性があるのはポンチョが配布される前方席だが、ブルーマンたちは客席をくまなく歩き回り、目の合った観客に絡むため、後方席でもいつ何が起きるかわからないドキドキがある。どこまでがアドリブかわからないコミカルでシュールなパフォーマンスで会場全体を巻き込み、ブルーマングループならではの体験型ショーを作っていく。
客席とのコミュニケーションによって生まれるコミカルなシーンも魅力だが、冒頭で披露されたドラムに加え、多くのパイプによって組まれた鍵盤打楽器、一人ひとりが操る長さの違うチューブなどの演奏も大きな魅力。一風変わった楽器や小道具で、オリジナル楽曲から誰もが知るクラシックまで様々な曲を奏でていく。管の長さによる音域の変化を耳と目で楽しみ、体全体に響くビートを感じながら、ブルーマンとバンドメンバーのセッションを味わえるのが楽しい。
ロックバンドのコンサートのような迫力がある一方、舞台上が無音になるシーンもあり、緩急の付け方や絶妙な間にぐっと惹きつけられる。そこに照明や映像も加わり、映像・音楽・光といった要素と会場の空気が組み合わされて生まれる熱狂が心地良かった。
そして、ラストに向けてパフォーマンスが一層の盛り上がりを見せ、カラフルなロールペーパーが舞う中、巨大なボールが客席の上空を舞う。ポップな照明の中、観客も立ち上がって参加してクラブイベントのような雰囲気になり、会場はますますの高揚感に包まれていた。
最後は再びカラフルな液体を使ったドラムパフォーマンスが披露されると共に「撮影OK」の表示が出る。スキルをフル活用した演奏の様子、客席に向けたポーズを公演の記念に残すことができる。
ライブなのかコントなのかアートなのか、その全てなのか。臨場感たっぷりで、子どもも大人も楽しめるブルーマンならではのステージ。
東京公演は9月1日(日)まで新宿・シアターミラノ座で上演。9月4日(水)~8日(日)まで大阪・オリックス劇場、9月13日(金)~16日(月・祝)まで愛知県芸術劇場にて開催される。各地でブルーマンが巻き起こすだろう観客との化学反応と熱狂の渦を、ぜひ劇場で体感してほしい。
公演レビュー文:吉田沙奈
BLUE MAN GROUP JAPAN TOUR 2024 OSAKA
2024年8月25日(日)、シアターミラノ座(新宿)で公演中のブルーマングループ日本公演で、累計観客数が100万人を達成した。
ブルーマングループは、2007年12月にアジア初となるロングラン公演を六本木の常設劇場で開始し、4年間で83万人の動員を達成。その後、2019年に東京、大阪、名古屋で公演を行い、2022年には仙台、東京、大阪、名古屋、福岡でも公演を実施。今年の日本公演(東京、大阪、名古屋)の最終日で通算1,497回公演が予定されている。そして8月25日(日)の東京公演で、ついに累計観客数100万人を達成した。
記念すべき100万人目の観客となったのは神奈川県在住の辰巳さん父娘。お父様は「妻に勧められて来たが娘が喜んでくれて嬉しかった。夏休みの良い思い出になった」と語り、ふうかちゃん(11歳)は「ブルーマンが近くに来た時は驚いけど、すぐに大笑いしました!音楽が迫力があって凄かった!」と興奮して感想を述べた。
【ブルーマングループ ジャパンツアー2024 とは?深堀りしてみます!!】
ロック・アート・コメディを融合した唯一無二の「ブルーマングループ」。言葉を使わないステージは、年齢・性別・国や文化を問わず多くの人々を魅了し、世界5000万人以上のファンを獲得。現在も進化を続けている。2024年8月より開幕したジャパンツアーではさらに進化したパフォーマンスを披露している彼ら。9月の大阪、愛知に先駆けて行われた東京公演の様子をお届けしよう。
開演前にはモニターを使い、上演中の注意事項はもちろんのこと、この日の観客に対するメッセージなどが表示され、客席はそれを全員で復唱したり、ユーモアのある言葉に笑い声を上げたり。
会場のテンションが高まったところでショーがスタート。お馴染みのカラフルな液体とドラムによるパフォーマンスには自然と拍手が起きていた。カラフルなインクが飛び散るお馴染みのパフォーマンスとコミカルな表情で観客の視線を惹きつける。
さらに、バンドメンバーによるロックナンバーと共に、一人が投げられたインクボールを、もう一人はマシュマロを次々に口で受け止めていく。吸い込まれるように口に入っていく様子に呆気に取られているうちに、インクをキャンバスに吹き付けたアート作品とマシュマロのオブジェが完成。スマホアプリやネット通販を風刺、お菓子の咀嚼音(ASMR)が徐々に曲になっていくなど、バカバカしさとクオリティの高さが両立しているパフォーマンスは圧巻だ。
ショーの中で客席にマシュマロを投げたり、気を抜くと水が撒かれたり、観客をいじったり、客席を練り歩いて観客をステージに上げたり。カメラに抜かれた観客やステージに連れて行かれた観客の笑顔や悲鳴といった反応も含めて面白く、毎公演で違った雰囲気を楽しめるだろうと感じた。
液体、その他のいろいろなものが飛んでくる可能性があるのはポンチョが配布される前方席だが、ブルーマンたちは客席をくまなく歩き回り、目の合った観客に絡むため、後方席でもいつ何が起きるかわからないドキドキがある。どこまでがアドリブかわからないコミカルでシュールなパフォーマンスで会場全体を巻き込み、ブルーマングループならではの体験型ショーを作っていく。
客席とのコミュニケーションによって生まれるコミカルなシーンも魅力だが、冒頭で披露されたドラムに加え、多くのパイプによって組まれた鍵盤打楽器、一人ひとりが操る長さの違うチューブなどの演奏も大きな魅力。一風変わった楽器や小道具で、オリジナル楽曲から誰もが知るクラシックまで様々な曲を奏でていく。管の長さによる音域の変化を耳と目で楽しみ、体全体に響くビートを感じながら、ブルーマンとバンドメンバーのセッションを味わえるのが楽しい。
ロックバンドのコンサートのような迫力がある一方、舞台上が無音になるシーンもあり、緩急の付け方や絶妙な間にぐっと惹きつけられる。そこに照明や映像も加わり、映像・音楽・光といった要素と会場の空気が組み合わされて生まれる熱狂が心地良かった。
そして、ラストに向けてパフォーマンスが一層の盛り上がりを見せ、カラフルなロールペーパーが舞う中、巨大なボールが客席の上空を舞う。ポップな照明の中、観客も立ち上がって参加してクラブイベントのような雰囲気になり、会場はますますの高揚感に包まれていた。
最後は再びカラフルな液体を使ったドラムパフォーマンスが披露されると共に「撮影OK」の表示が出る。スキルをフル活用した演奏の様子、客席に向けたポーズを公演の記念に残すことができる。
ライブなのかコントなのかアートなのか、その全てなのか。臨場感たっぷりで、子どもも大人も楽しめるブルーマンならではのステージ。
東京公演は9月1日(日)まで新宿・シアターミラノ座で上演。9月4日(水)~8日(日)まで大阪・オリックス劇場、9月13日(金)~16日(月・祝)まで愛知県芸術劇場にて開催される。各地でブルーマンが巻き起こすだろう観客との化学反応と熱狂の渦を、ぜひ劇場で体感してほしい。
公演レビュー文:吉田沙奈