詳細検索
  1. ホーム
  2. NEWS
  3. 菊地成孔率いる燗熟のオルケスタ、3年ぶりに関西へ! 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、待望の関西公演開催決定。 大阪はstanding、京都はsittingの異色開催に乞うご期待!
詳細検索

NEWS お知らせ

2022/9/29

菊地成孔率いる燗熟のオルケスタ、3年ぶりに関西へ! 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、待望の関西公演開催決定。 大阪はstanding、京都はsittingの異色開催に乞うご期待!

”菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール”待望の関西公演の開催が決定。
ブルーノート、スタジオコースト、オーチャードホール、各地方の会館大ホール、リキッドルーム、
サントリーホールと、神出鬼没的に公演を実施してきた同楽団。
あらゆる音楽を前衛的に融合した比類なきセンセーショナルなサウンドで紡ぐ魅惑の一夜。
ドープな雰囲気漂う大阪・STUDIO PARTITAでのstanding、
荘厳な雰囲気に包まれる京都・KBSホールでのsittingと、全く異なるロケーションで行われる
贅沢なオルケスタのサウンドに、じっくりと酔いしれていただきたい。

(左)大阪・STUDIO PARTITA・(右)京都・KBSホール


「<菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール>を御愛顧いただいている、大阪、大阪近郊、京都、京都近郊、全国、全世界の皆様へ」

 楽団員とツアースタッフ全員を代表してご挨拶に参上仕っております。菊地成孔です。当楽団が結成されて、そろそろ25年が経過いたしますが、私が現在、指揮、運営する楽団として、とうとう最古参と相成りました。

 我々、元々腰が重く、楽器の搬送だけでも大変な労力ですし、楽団員は腕利きばかりでマネージも難しく、そこにウイルスの蔓延も加わり、帝都東京都下で演奏会を行うのもままならぬ状況ではありまするが、数少ない演奏の機会には、皆様からの、それはそれは、言葉さえ選ばなければ、ふしだらとも、淫らとも言える愛と官能のバイブスは日々、頂戴しておりますし、私共も常に、皆様を愛し、淫しております。

 この度、久しぶりに遠征の機会に恵まれ、私が最初に思いついたことと申せば、「我々を、酒や料理と共に、ゆったりとシーツに身を沈めて鑑賞したい方々もいらっしゃるだろう。しかし、我々の演奏で、現在、おおっぴらには禁じられておる所の、踊ったり歓声を上げての祝祭、そのトランスを味わいたい方々もいらっしゃるのではないか?」という事でした。

 そこで今回、大阪ではスタンディング、京都ではシッティング、という、我々の遠征史上初めての形式を採らせて頂きました。演奏式目、いわゆるセトリも、それに準じて些かながら変えて御座います。

 ただただ、生きる事だけでも大変な辛苦が必要な世の中になりました。我々がこの四半世紀、何を皆様にお届けするために演奏活動をしているかは、今更申すまでも御座いません。四半世紀前からのご贔屓から、動画でのみ見たことがある、というお若い方々まで、我々の音楽にはあらゆる区別は存在しません。ただあなたが、官能と浄化、生きる喜びと死の甘さを渇望されればこそ。逢瀬の愉しみと祝祭の全開放。それは初冬の生々しい寒さと共に。


菊地成孔


菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール コンサート 2022 AW
大阪 club side/standing

【日時】11月18日(金)19:30開演(19:00開場)
【会場】STUDIO PARTITA
【チケット】スタンディング(整理番号付き) ¥6,500 (税込・ドリンク代別途必要)

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール コンサート 2022 AW
京都 hall side/sitting

【日時】11月19日(土)18:30開演(17:30開場)
【会場】京都 KBS ホール
【チケット】全席指定 ¥7,000 (税込)

★チケットぴあでオフィシャル最速先着受付スタート!
【受付ページ】https://w.pia.jp/t/kikuchi-pepe-22/
※受付期間:9/29(木)19:00~10/5(水)23:59
※無くなり次第終了となります。
【公演 URL】
大阪)https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/5609
京都)https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/5670

【プロフィール】

菊地成孔[キクチナルヨシ]

1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。
音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い。「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」リーダー。

ぺぺ・トルメント・アスカラール

スペイン語で「色男/拷問/砂糖漬け」の連結語である<ペペ・トルメント・アスカラール>は菊地のサックス&ヴォーカル&コンダクツ以下、2パーカッション、ハープ、弦楽四重、ピアノ、ベース、バンドネオンで構成され、ゲストにポピュラーミュージックのシンガー、オペラのソプラノ、アンダーグラウンドのラッパー等が召還される、世界でも類例のない異形の超混血系オルケスタ。もとは菊地のセカンドソロアルバム「南米のエリザベス・テーラー」の音盤発売用に結成されたが、そのまま楽団の維持を決定。
マンボやタンゴなどのラテンラウンジと映画音楽、現代音楽、集団即興、アフリカ音楽、オペラ、ミニマルミュージックやサルサ、ヒップホップをも融合させたスーパーミクストスタイルのジャズを演奏し、極めて複雑でありながら官能的なサウンドと世界観は、クラブの大バコからクラシックのコンサートホールまでを熱狂させる。アルバムは「野生の思考」「記憶喪失学」「ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ」「戦前と戦後」NHKの大ヒットドラマ「岸辺露伴は動かない」 のテーマソングも担当。

お知らせ一覧へ戻る