2020/5/6
インタビュー
1971年にデビューした野口五郎。今年は50周年のアニバーサリー・イヤーだ。
西城秀樹、郷ひろみと共に新御三家として歌謡界を盛り上げ、「私鉄沿線」「甘い生活」などのヒット曲を連発した。
「デビューした頃、テレビ番組で会うのは五木ひろしさん、森進一さん、布施明さんら実力ある先輩のスターばかりで気後れしがちだったけど、少しあとに秀樹とひろみがデビューし、ようやく同世代の仲間ができて嬉しかった。2人とは切磋琢磨したライバルであり親友。特に秀樹とは家族ぐるみでつき合っていただけに、早く亡くなったのはショックだし残念です」。
絶大な人気があったアイドル時代には葛藤もあった。「ミュージシャンとしてのプロ意識もあり、反骨精神もあったから」と回想する。70年代にはアルバム2枚を海外でレコーディングし、これまでにギタリストとしてインストゥルメンタル・アルバムを3枚リリースしている。
そして5月6日(GOROの日)にコブクロの小渕健太郎が書き下ろした新曲「光の道」を配信し、今後50周年メモリアルアルバム「Goro Noguchi Debut 50th Anniversary ~since1971~」もリリース予定(発売日延期、未定)。
全て新たにレコーディングしたおなじみのヒット曲を収録し、ギターやベース、ドラムスをプレイしており、アレンジにも関わり「年齢を重ねて音楽への情熱は高まるばかり」という野口が全身全霊を注いだアルバムに仕上がった。
コンサートは、50年の歴史をたどるヒット曲のオンパレードとなる。
「歌をじっくり聴いてトークで笑って、最後にはそっと目頭をぬぐって、明日からまた頑張ろうという気持ちになってもらえたら嬉しい限りです」。
取材・文 石井誠
日時:2020/05/23(土)17:00
会場:東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
※こちらの公演は延期となりました。現在振替公演を調整中です。
詳細は以下は公演詳細ページをご確認ください。
公演詳細はコチラ